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2010年12月 9日 (木)

愛の車椅子

過日区役所から案内のあった長寿健康診査を受診する為かかりつけのT病院を訪れた。この病院は最近病棟を増築して健診の為には新館の方まで長い廊下を歩かねばならないので、玄関から車椅子を使わせてもらうことにした。いつでも10台ぐらいの車椅子が待機しているのであるが、赤い色の目立つ車椅子を使わせてもらった。使用中に気ずいたのであるが器具の側面に小さなプレートが取り付けてあってこの車椅子は嘗て阪神タイガースで外野手として活動した赤星憲広氏の寄贈によるものであることを知り、華々しい活躍の陰で斯様な善行を重ねる野球選手のいることに感動を覚えて帰宅した。

それから数日経ってからある日テレビのチャンネルをつけると全く偶然に赤星憲広氏が以前から車椅子の寄贈を続けてきてこれまでに301台もの台数を各機関に贈りつづけている事を知ったのである。すごく感動して調べてみると現役時代同氏は2003年以降、その年に記録した盗塁数と同数の車椅子を養護施設や病院に寄贈してきていたのだそうである。

善行のきっかけは肢体不自由なファンの為に球場で試合が観戦できる特別な車椅子を作ったことに始まり、その後も足の不自由なファンのために贈りつづけてきたのだそうである。2004年社会福祉活動に貢献したプロ野球選手に贈られるゴールデンスピリット賞を受賞したのだそうである。引退後も車椅子贈呈の社会福祉活動は続けるとのことに感動を新たにするとともに億単位の高額な金が動く球界のひとたちに見習って欲しい思いを強く感じたものである。

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